サロン集客

繁盛ネイルサロンは集客が命!絶対にやるべき5つの方法とは?

繁盛ネイルサロンを運営するためには新規顧客の獲得、つまり集客が必要不可欠です。

小さなネイルサロンでは「友人や知り合いをメインにリピーターにつなげているから大丈夫!」と思われていますが、

現在、ネイルサロンは25,000店存在すると言われています。

それだけの競合店が乱立し、価格競争が激化する中、新規のサロン出店はとても厳しい環境にあると言わざるを得ません。

サロン新規開店1年以内廃業率60%3年後廃業率90%にものぼると言われています。…つまり、せっかくあなたが憧れのネイルサロンオーナーになったとしても、3年以内に全国でトップの10%に昇りつめなければ、生き残れないということです。


さらに、10年後の生存率は、僅か5%にまで減少するのです。

理由はひとつ。

新規顧客の集客が出来ていないからです。

どれだけ施術技術が高く、接客サービスがよく顧客満足度の高いネイルサロンでも、一定数の顧客離れが起きます。

例えば…

  • 引越しや転勤
  • 近隣に競合店の出店
  • 経済的理由

サービス力が高くても、リピーターさんの"顧客離れ"は一定数起こります。

そのため、繁盛ネイルサロンでは以下の式が必須となります。

新規顧客の獲得 > 顧客離れ


顧客離れより新規顧客の方が多い場合、最低でもリピーターさんの"顧客離れ"と同数の新規顧客を獲得しつずける必要があります。

新規顧客の獲得 < 顧客離れ


これは、致命的です。早急な対応が必要です。
新規顧客より顧客離れの方が多いのであれば、早急に顧客離れより多く集客できる方法。

また、顧客離れが起きないよう顧客満足度の向上を見直す必要があります。

どちらにしろ、新規の顧客は常に必要ということです。
この記事では具体的なネイルサロンの集客方法についてお話をしていきます。

集客方法は大きく2種類

ネイルサロン集客には大きく2種類の方法があります。

WEB集客アナログ集客です。

これから各集客についてお話をしていきますが、繁盛店を目指すのであればWEB集客もアナログ集客もやらなければなりません。

しかしながら、1日の時間は限られており無駄なことには使いたくないですよね?

 

そこで、どのような集客方法があるのかを大まかに理解して、ご自身のビジネスモデルに当てはめてください。

記事の後半では繁盛店オーナーが行っている集客方法についてもお話をしていきます。

WEB集客について


まずはWEB集客について全体を理解していきましょう。

ただし、全てをやる必要はありません。

中途半端にやるのであれば、やらない方がマシですし、たいした効果も得られません。

絶対にやったほうが良い部分に関しては【必須】と入れていますので参考にしてください。

1.【必須】ホームページ(公式ブログ)


現在はSEO(検索エンジン最適化)の取り組みがかなり難しくなっており、直接的な集客にはなりませんが、あなたのネイルサロンのホームページ(ブログでも構いません)は必須です。

これはどういうことかというと、『地名+ネイルサロン』で検索をしても検索ページの上位にあなたのホームページが表示されることはまずありません。

例えば『渋谷 ネイルサロン』で検索をしてみると…

渋谷 ネイルサロン 検索結果

上位に表示されているのはホットペッパーや大手ポータルサイトになっています。

ほとんどのユーザーは2ページ目まで見ないため、素人がSEOで上位表示をすることは非常に難しいと考えたほうが良いです。

 

それでも、ホームページが必須の理由は、何かのきっかけでお客様があなたのネイルサロンを知ったときに、どういうお店なのか来店の前にWEBで調べます。

それは口コミだったりしますが、まず最初にチェックをするのがホームページになります。

  • 店の雰囲気・接客はどういう感じか?
  • 価格は?定額メニューはいくらなのか?
  • お直しなどのアフターケアは万全か?

  • ジェルメーカーは何を使っているのか?
  • どんなネイルデザインが得意なのか?
  • ネイルケアメニューは充実しているのか?

つまり、ホームページはお客様の不安を消してあげるため、さらにはブランディングのためにも必要不可欠だといえます。

※弊社でもネイルサロンに特化したホームページ制作をしております。ご興味のある方はLINEでお問い合わせください。

>Nail Support公式LINE

2.ブログ集客(個人・社長・オーナー)


ここで話すブログ集客とは上でお話をしたホームページ集客とは異なり、店長・社長・オーナーブログの事を指します。

ホームページと別で立ち上げる大きな理由としては、ホームページが販売するサービス全般についての記事を載せるのに対して、ブログの場合はもっと個人的な話を展開していきます。

例えばどこかに旅行に行った場合であれば、その旅行先の話をする過程で、『現地で評判の良かったネイルのデザインの話』や、『ネイルのメンテナンスの話』などネイルに関係する話を展開していきます。

ブログに集客される人は『ネイルの話に興味のある層』、『旅行に興味のある層』を集客することができ、そこからホームページへと誘導することで新規客の集客につながります。

ホームページがネイル全般でのファンを作るのに対して、ブログは個人に対してのファンを作る役割を狙います。

ただし注意点としては、ある程度のライティング知識がなければ、ブログ記事から集客をすることは難しいですし、また継続ができなければ成果につながりません。

根気よく継続をすることが大切になります。

新米子
以前、受けていたコンサルタントから「アメブロをやりましょう!」と言われ実践したのですが、全然結果が出ず放置状態です。

またアメブロを復活すれば集客は見込めるでしょうか?

少し前まではアメブロでの集客も、いくらかは効果がありましたが、現在はほとんど見込めないと思ったほうが良いです。

言い換えるならば労力に合わないと考えた方が良いです。

SEO(検索エンジン最適化)などの専門知識があれば違いますが…。

ブログ集客には正しい知識と継続性が大切ですよ。

繁盛サロンオーナー

 

3.Instagram(インスタグラム)集客


多くのネイリストの方がInstagramをされていますが、残念ながら、ほとんど新規顧客を集客できていないと考えた方が良いです。

一番の原因はネイルサロンが地域産業だということを理解していないことが原因です。

フォロワーの方が多くいらしても、全国に散らばってしまっており、情報を届けたい地域のユーザーには見られていません。

見ているのは同業のネイリストばかり…。

 

もちろん文章よりも画像を打ち出すことができるため、ブランディング面でも非常に効果的なツールとなりますが、Instagramは広告を打ってこそ有効に使えるツールといえます。

4.Facebook(フェイスブック)集客


現在、Facebook離れが起きており、リアルタイムで利用をしている方はいらっしゃらないのではないでしょうか?

しかしながら、FacebookはInstagramの親会社となっており、ビジネスアカウントを取得することでInstagramをビジネス用のアカウントにすることができます。

また、Facebook個人情報を日本一持っていると言われており、その情報をInstagramと共有しているため、広告を打つ場合には見込み客の地域に有効に打つことができるため、新規顧客の獲得につながる可能性が高いです。

5.Twitter(ツイッター)集客


普段からTwitterを活用されている方であれば、ご自身のネイルサロンのホームページと連動しても良いかと思います。

ただし、Instagram・Facebookと同じようにユーザーが全国に散らばっているため、直接的な集客につなげることは難しいです。

そのため新規でアカウントを作成して構築する必要はないと考えています。

6.YouTube集客


スマホでもYouTube動画を簡単にアップロードすることができますが、YouTubeで集客をするためには、かなりの動画数と根気(継続)が必要となります。

また、YouTubeで上位表示させるためには、ある程度のテクニックが必要になるので素人の方には難しいというのが現状です。

一方で、店舗内の雰囲気を動画で撮影をして、ホームページなどに埋め込むのであれば、来店前のお客様の不安を解消することに役立ちます。

その際にも、お客様への魅せ方などをしっかり考えて撮影・編集をしましょう。

7.LINE@

見込み客や既存客の来店促進に対してLINE@は非常に有効なツールですが、認証済みアカウントを取ることで、LINE内での検索結果にも表示されるようになります。

LINEの検索で『地域名 ネイルサロン』で検索する人は少ないかと思いますが、新規見込み客の集客のひとつとして頭に入れておきましょう。

8.【必須】Google マイビジネス


Googleの検索エンジンの表示方が変わり、店舗を持っているネイルサロンでは『Google マイビジネス』の登録が必須になりました。

『Google マイビジネス』とは何かというと、Google MAPに自分のネイルサロンを登録することです。

そこからホームページや電話番号などを紐づけることができるため、お客様への認知度が高まります。

Googleマイビジネス

地域名とネイルサロンで検索をすると、ほぼ高確率で赤枠内の表記になります(クリックをするとGoogle MAPへと移ります)。

今後もGoogleの検索エンジンの表記方法は変わる可能性がありますが、店舗型のネイルサロンを運営している方は必ず登録をしておきましょう。

9.ネイルサロン検索・予約サイトの登録

運営資金に余裕があるのであれば、有料ポータルサイトへの登録をしましょう。

数年前までは、そこまでの需要がみられませんでしたが、近年はポータルサイトのSEO(検索エンジン最適化)対策がしっかりなされており、『地域名 ネイルサロン』で検索をすると高確率で上位表示されるようになります。

  • ホットペッパービューティー
  • 楽天ビューティー
  • minimo
  • OZmall
  • Nailbook


『ホットペッパービューティー』
とは、株式会社リクルートライフスタイルが運営する日本最大級の総合ビューティー系サロン予約サイトです。ネット予約数年間6,800万件とサイトスタート以来急成長をつずけています。

『楽天ビューティー』はホットペッパービューティーより後発ですが、予約件数に応じて広告費用が決まる「成果課金型」の料金体系で差別化しています。反響数に応じて費用が決まるので無駄な広告費用は発生しません。ただし、後発なので予約数はまだまだといったところ、これから成長していくネット予約サイトです。

あとは、新人を育成したい場合は新人育成価格で集客できる『minimoサロン予約ではなくサロンスタッフ直接予約だからあなたが選んだサロンスタッフに担当してもらえます。

サロンの品質度を上げたい場合は『OZmall

『OZmallはオズマガジンなどを出版しているスターツ出版が運営管理している予約サイトです。オズマガジンの持つプレミアム感をサイトでも表現しています。ただし、OZmall側が地域でサロンを選定するのでサロンから申し込むことはできません。

『Nailbookは自宅サロンや小規模サロン向けのサービスを展開しています。無料の掲載ができるサロン掲載サイトです。どちらかというと、インスタ版ネイルサロン検索サイトです。また、ネイルデザインに特化したサイトであり、ネイルサロンのスタッフがデザインを参考にしているサイトでもあります。有料版の予約システムもありますが金額が安い分それなりの集客と言えそうです。

念のため、ご自身の運営している『地域名 ネイルサロン』で検索をして、上位表示されているポータルサイトをチェックするようにしてください。

WEB集客についてのまとめ

サロンコンサルタントの方は「SNSで集客をしましょう!」と声を上げて言いますが、ハッキリ言ってほとんど集客は見込めません。

ただし、繁盛ネイルサロンを作るためには必ずやってもらいたいことがあります。

それが『ホームページ(公式ブログ)の作成』『Google マイビジネス』。そして余力があるのであれば『有料ポータルサイトの登録』です。

最低限、この2、3つを行っておけば、WEB対策は問題ありません。

無駄な時間は使わずに本業に専念をしていきましょう。

アナログ集客について


続いてアナログ集客の話になりますが、集客やプロモーションというとすぐにネットのことが思い浮かびます。

確かにソーシャルメディアを使ったファン作りやメルマガ、ホームページを使って情報発信をすることなどは基本的に無料でできますし手軽です。

しかし、ネットでのデジタル集客が当たり前になっているときこそチャンスです。

 

ライバルのほとんどがネットでの集客しかやっていないときにアナログの集客をやってみると、それだけで同業他社と差別化できてしまいます。

 

ネイルサロンにおいて最も大切なことはアナログ集客です!

なぜならネイルサロンは地域産業というジャンルになるので、いくらWEBにアクセスが来たり友達ができたとしても、あなたのお店が都内でWEBのアクセスが鹿児島だったら意味がありません。

全く見込み客にすらならない人にリーチをしてしまっているわけです。

 

繁盛ネイルサロンを運営するには、店舗を構えている(おそらく駅から徒歩5分圏内…それ以上は閉店リスクが高い)が最大の見込み客を発掘する場所となります。

それでは、アナログ集客について大枠を確認していきましょう!

1.【必須】店頭看板

マンションの一室で営業をされている方ですと難しいですが店頭管版は必須です。

特に路面における場合や、近隣における場合は進んで看板を置きましょう。

店頭看板の役割としては…

  • ネイルサロンがあるということのアピール
  • 看板からホームページへの誘導
  • 通勤者などへの刷り込み

などが挙げられます。

集客としての即効性は薄いですが、3ヶ月以上毎日設置することで、見込み客への刷り込みができます。

ただし、台風などの天候などの際には、思わぬ怪我につながる可能性もあるためご注意ください。

2.ビラ配り(ティッシュなどの配布)

ネイルサロンオープンの際やイベントなどを展開する際には有効です。

しかしながら、毎日のようにビラ配りをする場合は、ネイルサロンのブランディングに悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。

人間心理として、人は混んでいるところ・人気のところ・予約の取りづらいところに対して興味を持ちます。

閑古鳥の鳴いている店舗ではなく、人気店・繁盛店となるような演出も必要となります。

3.【必須】ポスティング

すでに何度もお伝えしていますが、ネイルサロンは地域産業になります。

そのため、店舗近隣へのチラシなどのポスティングは非常に効果的です。

実際に私たちがかかわっている店舗では、1ヶ月に新規顧客を79人獲得できています。

高確率で予約表が埋まってしまうため、サービスレベルが落ちないような対策も必要不可欠ですので、しっかりサービスレベルの対策をたてた上で、ポスティング集客を行いましょう。

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4.イベント出張

異業種関連のイベントでの出張も集客につながる可能性が高いです。

メイク教室などの美容系関連イベントや、地域のコミュニティーイベントなど。

自分のネイルサロンを知ってもらえるチャンスとなりますので、時間に余裕のある方は積極的に参加をしても良いかと思います。

5.口コミ紹介

既存客の方による口コミはかなり効果が高いです。

直接の友人紹介はモチロンですが、お客様によるInstagramへの投稿なども集客効果があります。

各SNSはそうした既存客とのコミュニケーションをとるためのツールと割り切るのも良いですね。

口コミ集客を最大化するために、お客様が口コミをしたくなる・しやすい仕組みを構築していきましょう。

まとめ

ここまでお読み頂きあありがとうございました。

WEB・アナログの集客方法についてご理解いただけたかと思います。

ただし、冒頭でもお話をしましたが、これら全ての集客方法をする必要はありません。

 

お勧めの集客方法はコチラになります。

  • ホームページ(公式ブログ)の作成
  • Google マイビジネス
  • (有料ポータルサイトへの登録)
  • 店頭看板
  • ポスティング
  • 口コミ紹介

上記集客方法を全て行ってから、余力があればSNSやブログなどの集客をすると良いです。

ダメなコンサルタントの話にまどわされないように気をつけましょう。

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