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ネイルサロンは内装デザインが命|集客・リピーター率を上げるコンセプトとは? - Nail Support

開業準備

ネイルサロンは内装デザインが命|集客・リピーター率を上げるコンセプトとは?

ネイルサロンが全国に2万店以上も増えてきている中で、あなたのネイルサロンに新規集客をするためにはネイルデザイン・ネイリストの技術や価格に加え、お店の雰囲気やインテリアなどが大変重要な要素になってきています。

また、来店して頂いたお客様がリピーターになるためには、ネイルの技術や商材に力を入れるのはもちろん、お店の清潔感・居心地の良い空間・プライバシーなど、お客様の立場に立ったお店の内装に力を入れる必要性もあります。

つまり、繁盛ネイルサロンを経営するために必要となる『集客』と『リピーター』戦略において、ネイルサロンの内装は非常に重要な位置を占めています。

 

この記事では『ネイルサロンにおける内装デザインの重要性』から、『どういったデザインやコンセプトを作っていくべきか?』というお話をしていきます。

ネイルサロンに通う目的・理由は何なのか?

「素敵なネイルサロンを開業したい!」という方は多いですが、実際に「どういう目的・理由でお客様がネイルサロンに通ってくれるのか?」理解をしている方は少ないです。

新米子
何となくネイルサロンをやりたいとしか考えていなかったです…。
お客様がどういう目的で来店してくれるのかをしっかり考えることが大切ですよ♬
繁盛サロンオーナー

ネイルサロンに通う女性の目的は大きく4つです。

  • ネイルデザインによる女子力の向上
  • 個人のモチベーションアップ
  • 美意識を保つため
  • 日々の生活とは異なる癒し

個人のネイルサロンのほとんどが3年以内に撤退する理由として、『日々の生活とは異なる癒し』に関して注力をしていないことがあります。

爪や指先がキレイになっていき、可愛らしいデザインにモチベーションが上がることで、お客様は満足して頂けますが、更にもう一歩踏み込んだ『癒し』を提供することが繁盛ネイルサロンでは必要不可欠となります。


それが生活とは切り離した誰にも邪魔されない一人だけの特別な時間・空間の提供になります。


もちろん当社のネイルサロンでも、丁寧な対応と居心地の良い空間を提供することで、癒やしを感じリフレッシュできる空間づくりを心がけています。

自分だけの特別な空間で、誰にも邪魔されず爪先を手入れしてもらう事は、女性にとっては至福の時になりますよね?

 

しかし、閉鎖的で狭い空間や、居心地の悪い空間では、疲れて苦痛を感じリフレッシュできません。

また、細やかな配慮や行き届いた空間が提供できない場合、なんとか新規集客を出来たとしてもリピートをしてもらえなくなり衰退の一途をたどります。

 

ネイルサロンにおいて『内装デザイン』というのはお客様の精神面から見ても非常に大切だということが、おわかりいただけたかと思います。

 

それでは次に、『内装デザイン』が具体的にどう大切なのか?ということについてお話していきます。

内装デザイン・コンセプトの統一が集客・リピーター率を上げる

例えばネイルサロン集客には大きく2種類の方法があります。

WEB集客とアナログ集客です。

WEB集客
ホームページ ・ブログ
Instagram   ・Facebook   ・Twitter   ・YouTube集客   ・LINE@   ・Google マイビジネス
ホットペッパービューティー ・楽天ビューティー ・minimo ・OZmall ・Nailbook
アナログ集客
店舗看板  ・ポスティングチラシ  ・リーフレット

 

では、これらの集客方法に対して、サロンオーナーがサロンのイメージを伝えていくために必要なことは何でしょうか?

ズバリ、『ネイルのデザイン画像』『店舗の内装画像』になります。



まず第一に、あなたのサロンに足を運んだことがないお客様は、集客媒体から『ネイルのデザイン画像』と『店舗の内装画像』を確認します。

これらの画像に興味を持って頂いてから、やっと、価格や施術内容やサロンの場所などについて調べ始めるわけです。

逆に言えばサロンの内装写真などが悪ければ、せっかく何かしらの理由で興味を持って頂いたお客様でも興味が無くなってしまい、それ以上の行動を終えてしまう(来店されない)わけです。

 

繁盛ネイルサロンの鍵は 『ネイルのデザイン画像』と『店舗の内装画像』に他なりません。

 

新規のお客様が「このサロン行ってみたいな!」と思ってもらえる『ネイルのデザイン画像』と『店舗の内装画像は、集客・リピート率アップの最大の武器になります。

もし、あなたがこれらの事実を軽視しているとすると、集客・リピート率も半減してしまいます。

 

しかし、このことに開業後に気付いたとしても、『ネイルのデザイン画像』を変更することは出来ても、『店舗の内装画像』を変更することは非常に大変な作業になります。

改装などが必要の場合もあり、店舗を休業する必要もでてきます。

ですから、開業する前に内装デザインやコンセプトを良く考えることが重要になるわけです。

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ネイルサロンのお客様は施術中に値踏みをする


もともと『サロン』という言葉は、応接室や談話室を意味して、文化的で質の高い会話を行う場所を指すそうです。

そういう意味では『サロン』と名のつくお店では、お客様が退屈せずほど良く盛り上がり、心地良い時間を過ごせるように意識した場所が多いですよね?

 

『ネイルサロン』も例外ではなく、心地よい時間を提供する空間だと言えるのですが、ここで気を付けて欲しいことがあります。

それは『ネイルサロン』という業態が1対1でお客様と接する時間が非常に長い業態だということです。

 

施術する時間が非常に長くなることから、やる事が特にないお客様はネイリストの手元を見ている事が多いのですが、それでも1時間も2時間も見続けるほど我慢強くはありません。

この1時間、2時間という施術時間中、お客様がネイリストと会話に夢中になっているのであれば問題はないのですが、飽きてくると店内を見回したり、椅子の座り心地を確かめたりと、視線はネイリストの手元を離れ店内をなんとなく見回し値踏みをするようになります。

過去に通っていたネイルサロンと比較をしたり、お気に入りのカフェの空間と比較したり…。

 

店内の雰囲気が心地よい環境であれば満足して頂けるのですが、満足をしてもらえない場合は競合ライバル店にお客様を奪われる結果となるわけです。

このことから、ネイルサロンの内装がいかにに重要で、デザインにこだわらなければいけないということがお分かりいただけるかと思います。

 

こうした内装デザインの重要性を理解した上で、実際に店舗デザインを考えていきましょう。

店舗デザインのコンセプトが集客・リピーターを左右する

ネイルサロンには、高級感を感じさせる『ラグジュアリータイプ』、『リゾート感のあるタイプ』から『シンプルなタイプ』などいろいろあります。

こうした違いは店舗オーナーのコンセプトの違いによるものです。

コンセプトがズレてしまうとWEBサイトやチラシなどの媒体からいらしたお客様が、店舗との違和感を感じてしまい、再来店につなげることが難しくなってしまいます。

そのため、コンセプトの統一は非常に重要になります。

 

あなたはどういうコンセプトのネイルサロンを運営したいですか?

 

きっと「こんなお店にしたい」という思いと、「他店とは違うサロンにしたい」という思いがあるはずです。

逆にいえばそういったビジョンやオリジナリティがない店舗は、相当に恵まれた立地などの条件がそろわない限り成功は難しいです。

近年、ネイルサロンは開業のしやすさもあり増え続けています。

そうした競合ライバルに勝つためにも差別化をすることが非常に大切です。

繁盛サロンオーナー
新米子
なるほど…差別化が大切なのは分かったのですが、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
ネイルのデザイン以外に差別化しやすいのが、店舗内装であったり、コンセプトになります。
繁盛サロンオーナー

 

店舗コンセプトのイメージングに大切なこと


はっきりしたコンセプトをつかむためには、いろいろな手法がありますが、そうした手法を使う前に、あなた自身の気持ちを明確にすることが大切です。

まず、できる限り興味があるネイルサロンに足を運び、店舗デザインの雑誌や記事に目を通しましょう。

そうすると自分の頭の中に好きなネイルサロンの店舗デザインイメージが作られます。

 

次は一人になれる所に行きリラックスをして、自分が今から開こうとしている店舗をイメージし、ノートなどに自由に書き出していきましょう。

その店で楽しく経営しているのあなたの姿を想像してみてください。

店舗のコンセプト作りに役立つ4つの質問

理想とするネイルサロンのイメージが見えてきたら、今度は自分に3つの質問をしてみてください。

  1. なぜネイルサロンを開きたいと考えているのですか?
  2. あなたのネイルサロンは他店とどのように差別化をしていますか?
  3. あなたのネイルサロンにはどのようなお客様が来店していますか?

上記3つの質問にノートなどに明確に文章化することで、あなたのネイルサロンのイメージがより具体的に見えてくるはずです。


3つの質問に答えたら、最後の質問に答えてください。

4. あなたの考えたネイルサロンはどこにオープンすれば成功するのか?

それは駅前でしょうか?オフィス街でしょうか?住宅地や繁華街の可能性もあります。

具体的な最寄り駅なども考えると良いですね。

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左右されるコンセプトの妥協点を見つける


ここまでの段階で、ある程度のコンセプトイメージが出来上がったかと思います。

しかしながら、そのコンセプトは予算などの兼ね合いから実現の可能性を探ることが必要になります。

「投資をする予算を何年で回収することができるか?」「採算のめどが立つのか?」といった資金繰りの面での調整が必要になります。

 

また、契約をする物件によってもコンセプトは左右されます。

しかし店舗デザインの設計・施工には最終的な目標やお店が持つべきオリジナリティが反映されていなければ何の意味もありません。

それぞれのネイルサロン独自のスタイルを反映させた、オリジナリティ溢れる店舗デザインを実現しましょう。

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ポジショニングがライバル店との差別化を産む

『ポジショニング』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

『ポジショニング』とはマーケティング用語で、ネイルサロンを出店する地域に、同じ業態でどのような店舗があるかを調べ、自分の店舗が他のネイルサロンと差別化できるかどうかを確認する手法になります。

コンセプトイメージが決まり、出店地域が絞られた段階でポジショニングを調べることをお勧めします。

 

具体的には縦軸と横軸を引き、それぞれの軸にキーワードを設定します。


このキーワードはあなたのコンセプトの根幹をなすものです。

まずあなたのネイルサロンのキーワードを設定してみます。

縦軸には「「値段高い or 安い」、横軸には「ナチュラル系or ラグジュアリー系 」等を頭に浮かんだイメージを設定してみます。

すると大まかには、「ラグジュアリー系で高い」「ナチュラル系で安い」「ラグジュアリー系で安い」「ナチュラル系で高い」の4つの組み合わせができることになります。

 

もちろんこんなにはっきりしたタイプだけでなく、各カテゴリーの中間に位置するタイプもあります。

例えば「ラグジュアリー系に近いリゾート系で値段もまあまあ」など。

ポジショニング戦略の目的は、目指す地域にどのようなネイルサロンが存在しているのかを理解でき、自分の店舗がその地域で特別な存在になれるかどうかを客観的に理解することができます。

あなたの考えたコンセプトイメージが通用するのかどうか判断をする材料となるわけです。

まとめ

ここまでお読み頂きありがとうございました。

繁盛ネイルサロンを作るのに『店舗デザイン・コンセプト』がいかに大事なのかが理解いただけたかと思います。

店のコンセプトを決めるには、まず多くの店舗を観察し、より多くの情報をインプットし、その上で求めている店のイメージを見える化すると良いです。

更には、ポジショニングなどの分析手法を使って実現の可能性を模索することが大切です。

あなたの理想のネイルサロンを手に入れてくださいね。

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